よくいただくご質問
◆ヘナの使い方
ヘナは、初心者でも簡単に染めることが出来ます。
薬品で染めるヘアカラーとは違い、ヘナは穏やかな植物の色素で染める為、粉の量や放置時間が多めに必要です。
その代わり頭皮についても安心ですし、髪を傷めることが一切ないのが嬉しい特徴です。
準備するもの
使用量・時間
ご使用方法
ヘナのペーストを作ります。
①必要な量の粉にぬるま湯を少しずつ加えながら、泡立て器などでよくかき混ぜます。
②ケチャップくらいの柔らかさになるまでときます。
(ポイント)
粉の量はたっぷり、ペーストは柔らかく作りましょう。ペーストが硬いと薄染まりや退色の原因となります。
乾いた清潔な髪にヘナのペーストを塗ります。
③乾いた髪の真ん中に、さい箸を使ってまっすぐ分け目をとり、ハケでペーストを塗ります。
必ず根元の白髪部分のみに塗るようにしましょう。
この作業を染めたい部分全体に繰り返します。
(ポイント)
・ひとつの分け目にカレースプーン2杯程度のペーストが目安です。
・明るい色のヘナは、ハケを使わず手で全体をもみこんでも大丈夫です。
④後頭部は、上から下へ分けながら塗るとよいでしょう。
難しく見えますが、ハケやさい箸の感触を頼りに塗ると簡単に塗ることが出来ます。長い髪は、クリップやゴムでまとめながら塗るとよいでしょう。
⑤オレンジブラウンやビターオレンジなど、明るい色のヘナは、塗り終わったら全体をよくもみこみます。濃い色のヘナは、黒髪やすでに染めている場所へ塗ると色が暗くなりすぎるので、染めたくない場所にはペーストを伸ばさないようにしましょう。
(ポイント)
・長い髪は、クリップやゴムでまとめるとよいでしょう。
・ペーストが垂れやすいところは、あぶらとり紙や適当なサイズにカットしたクッキングペーパーを貼り付けると垂れ防止になります。
全体を塗り終えたらシャワーキャップをかぶります。
⑥塗り終わったら、頭全体をラップで巻きましょう。
⑦ラップで巻いた後、タオル(蒸しタオルが効果的!)を巻いてシャワーキャップをかぶりましょう。
そのまま各色の指定時間、放置します。
(ポイント)
・放置時間が長いほど、色持ちよくしっかり染まります。
洗い流してドライヤーで乾かしたら完了!
⑧シャンプーでよく洗い流して終わりです。染めた直後は、グリーン系に発色する場合がありますが、空気にふれることで2〜3日かけて落ち着いた色味に変化していきます。
染め直後の色
インディゴ(ナンバンアイ葉)が配合されているヘナは、染めてすぐには濃い茶色になりません。最初は葉っぱの色が出て、黄色~緑色に染まります。
空気に触れることにより徐々に濃いブラウンに変化するのがヘナの特徴です。
大切なお出かけ前に染める時は、日にちに余裕をもって染めてください。
パッチテスト
ヘナは植物成分100%のやさしい成分ですが、そばアレルギーやたまごアレルギーがあるように、天然のものでもアレルギーを起こされる方がいらっしゃいます。
その為、ご使用前には必ずパッチテストを行うようにしてください。
ご使用の2日前(48時間前)には必ずパッチテストを行って下さい。過去に異常がなくても体調によってかぶれる場合がありますので毎回必ず行って下さい。
パッチテストの方法
- 1 極少量のヘナをぬるま湯で溶きます。上腕部(二の腕)の内側にヘナを十円玉大に薄く塗り、その上から絆創膏でカバーし、48時間置きます。(テスト中でもかゆみ等異常を感じたら直ちに洗い流しテストを中断して下さい。)
※お肌の敏感な方はこめかみやおでこ周りに隣接した頭皮にも同じように行って下さい。 - 2 洗い流した後、2日間(48時間)様子を見ます。赤み、かゆみ等の異常が出た場合はご使用をお止め下さい。